逗子のJR逗子駅前広場で2月22日、「小坪わかめ収穫祭」が行われる。
2月20日の「小坪天然わかめ」解禁を記念して行う同イベント。逗子駅前での販売は今回が初めて。生ワカメ、ゆでワカメの販売のほか、先着100人に新ワカメのみそ汁を振る舞う。漁の状況により、メカブなども進呈。
小坪わかめは小坪漁港に行かないと手に入りにくく、大量に採れるものではないため、販売している市内の店も少ないのが現状という。逗子の貴重な資源を多くの市民に知ってもらい、食べてもらうため、同市観光協会が小坪漁業協同組合と共同で駅前販売を行う。併せて、小坪や三浦半島の海の幸を扱う店も紹介し、小坪のワカメ販売と地産地消のPRも行う。
同市観光協会・事務局長の田代朋子さんは「小坪・天然ワカメは歯応えがあり、しっかりしており、イベントなどでも歯応えが違うと言われる。この時期だけのワカメしゃぶしゃぶは大変おいしく、季節のぜいたく品」と話す。「JR逗子駅乗降客のほか、小坪の魅力を知ってもらうため、たくさんの市民の方にも来てもらいたい」と来場を促す。
開催時間は10時から売り切れまで。収穫日の21日に収穫できない場合は、22日が晴天でも3月1日に順延。2月22日が荒天の場合は3月1日に順延。