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藤沢宿で「旧東海道藤沢宿まつり」-96歳「遊行上人」の法話も

桔梗屋洋紙店。藤沢宿で銘茶・紙問屋を営んでいた旧家。

桔梗屋洋紙店。藤沢宿で銘茶・紙問屋を営んでいた旧家。

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 藤沢駅などで2月22日、「旧東海道藤沢宿まつり」が開催される。主催は、本町白旗商店街振興組合と旧東海道藤沢宿まちそだて隊。

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 藤沢宿の地域資源を生かした取り組みを展開する「まちそだてプロジェクト」第4弾となる同イベント。当日は、藤沢御殿の名を残す御殿辺公園と義経ゆかりの白旗神社境内で「藤沢宿まつり・朝市」、藤沢マイスターから和菓子作りやすし作りを学ぶ「藤沢宿での体験ワークショップ」、藤沢宿の歴史・文化を慶応SFCの院生と共に味わう「ちょいぶら」、かご乗り、わらじ作り体験、96歳の「遊行上人」による法話、老舗を巡るスタンプラリー、ゆかりのパネル展など数多くのイベントを行う。

 江戸時代には、旧東海道6番目の宿場町として栄え、明治以降も商業・流通の中心で公的な建物も多くあったという同地区。東海道線の開通により街の中心が徐々に駅周辺に移り、街並みが変わりつつある中、「埋もれているお宝を発見し、『見える化』することにより継承し、にぎわいを取り戻す」のが狙い。

 旧東海道藤沢宿まちそだて隊・副隊長の岩田みち子さんは「今年は活動を通じて知り合った地域の人とのつながりを表に出すように企画した。イベントの項目や関わる方の人数を大幅に増やすなど、徐々に祭りを盛り上げて活性化する工夫を重ねている」と話す。また、「地元に住んでいて、このまちをもっとよく知りたい、住みよいまちにしたいと思っている方をはじめ、ふじさわの魅力に関心のある方に広く来ていただければ」と呼び掛ける。

 開催時間は、10時~17時(各会場によって異なる)。

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