平塚市総合公園から平塚海岸までゴミを拾いながら歩くイベント「海まで歩こう!」が12月5日、開かれる。主催は湘南ベルマーレ、NPO法人「海さくら」ほか。
「途中参加、途中離脱もOK」と参加を呼び掛ける岡村さん。当日の準備に忙しい
クラブ名の「ベルマーレ」はラテン語の「bellum(美しい)」と「Mare(海)」の造語で、その美しい海を未来に残していこうと、これまでも同NPOと定期的にビーチクリーン活動を行ってきた。
しかし海のゴミの7割は川から流れ着くもので、その多くは街から発生するといわれている。そこで街のゴミを減らす「LEADS TO OCEAN(海へ続く)」と題し、今年7月、ホームゲーム終了後にスタジアム周辺のゴミを拾う活動を始めた。今回はこの活動をより多くの人に知ってもらうため、初めて試合開催日以外に単独で行う。
当日はスタジアムのある平塚総合公園の野外ステージ前で参加者にゴミ袋とトングを配布。県道606号線(パイロット線)を南下し、平塚駅近くを経由して湘南ベルマーレひらつかビーチパークまでゴミを拾いながら歩く。行程は約1時間を予定している。
ビーチパークでは人気ユニット「Def Tech」や「SAKURAKICK」のスペシャルライブを行うほか、ビーチサッカーやビーチバレー体験もできる。飲食のブース5店が出店を予定。
湘南ベルマーレ営業部の岡村淳晃さんは「一緒に街から海まできれいにし、ビーチでは音楽ライブやスポーツ、おいしい食事で楽しい一日にしたい。もちろん選手も参加する予定。ベルマーレが好き、海が好き、湘南が好きという人をはじめ、多くの人に気軽に参加していただければ」と呼び掛ける。
出発は10時(集合時間9時45分)。参加無料。途中参加・離脱は自由だが、ライブ観覧は出発時に配布されるリストバンドをしている人が優先。雨天決行、荒天中止。