
県立湘南海岸公園(藤沢市鵠沼海岸1)で2月20日、「湘南なぎさスプリングバザール2016」が開かれる。主催は湘南なぎさパーク。
「1日道の駅」は藤沢市内の農産物などの販売コーナーをはじめ35の飲食ブースが出店する
同社は同公園の駐車場やテニスコート、サーフビレッジ、江の島ヨットハウスの管理運営などを行っているが、昨年の圏央道神奈川県内区間の開通により県内だけでなく東京方面からの利用者が増えているという。
昨年10月、湘南海岸や同公園の認知度アップと集客、駐車場利用促進などを目的に開催した「湘南なぎさフェスタ」ではファミリーを中心に県内外から多くの来場があった。これを受け、閑散期である冬に初めてイベントを企画した。
メーンとなるのは「1日道の駅」と題した農産物の販売と飲食のコーナー。「地産地消」をテーマに藤沢市内で収穫された野菜をはじめ特産品などを豊富に取りそろえる。35店が出店する飲食ブースでは、地元を中心とした出来たてグルメを提供。先着300人には豚汁を無料で振る舞う。
昨年9月から西部駐車場で行っている電動立ち乗り二輪車「セグウェイ」の試乗会は好評で多い月には200人を超える利用があるが、今回は初めて公園内を走行する。同社事業課の担当者は「天気が良ければ富士山もよく見えるロケーション。海風を受けながらのセグウェイ試乗は爽快なはず」と話す。
初登場の電動バギーをはじめ、ふれあい動物、ポニーの試乗、バンジートランポリンなどファミリーで楽しめるアトラクションも多数用意した。
担当者は「この時期は初めての開催だが、空気が澄んで海も景色も素晴らしい冬の湘南海岸を知っていただくには良い機会。特に飲食には力を入れているので、食べに来るだけでも楽しめる。ぜひ家族で、カップルで来場を」と呼び掛ける。
開催時間は9時~16時。入場無料。