平塚競輪場(平塚市久領堤5)で3月21日、「湘南バイシクルフェス2016」が開かれる。主催はNPO法人「湘南ベルマーレスポーツクラブ」。
女子選手だけで行われるトラック競技のガールズ競輪の模擬レースはスタンドから観戦できる
同イベントは健康づくりや環境への配慮から自転車の活用を促進する目的でスタートし、今年で10回目。地元だけでなく関東一円から自転車愛好家などが毎年3000人~6000人来場する。
国内外の自転車メーカー、自転車のアパレルやアクセサリーメーカーなど約30のブースが出展。ロードバイクからマウンテンバイク、ママチャリ、子ども用自転車まで最新モデルがそろう。普段は入ることができない競輪場のバンク(1周400メートル)を試乗走行できる。
同バンクでは自転車トラック競技の模擬レース「ガールズ競輪」も行い、プロの走行をスタンドから観戦できる。
初めての自転車の乗り方教室「ウィーラースクール」や河川敷駐車場にコースを設置しての「湘南シクロクロス第6戦・平塚大会」など、初心者から愛好家までが楽しめるプログラムを用意する。
メーンステージではレモネード・ベルマーレ監督の宮澤崇史さんをはじめ湘南ベルマーレトライアスロン&サイクルロードチームのメンバーが登場するほか、お笑いコンビのバイキングのライブも行う。
屋外ではサッカーJ1湘南ベルマーレのホームゲーム時に出店しているキッチンカー13台が並び、気に入った店に投票して「湘南グルメ★キング」を決める「湘南グルメ☆フェス」も開く。
キッズゾーンでは縁日コーナーやベルマーレのエアーゴール、全問正解で自転車グッズが当たるくじ引きにチャレンジできるクイズラリーなども用意する。
事務局の栗原佑介さんは「各社の最新ロードバイクなどの実車が並び、しかも競輪場のバンクで試乗ができる。これから挑戦しようと思っている人、買い替えたい人にもお気に入りの一台を見つける絶好の機会。もちろんぶらりと遊びに来ても、子どもから大人まで一日楽しめる」と話す。
開催時間は9時~16時30分。入場無料(一部のイベントは事前申込制で参加費が必要)。