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大磯でオープンガーデンイベント 個人宅など101カ所の庭を公開

別荘地として面影も残る大磯。さまざまな花や緑を育てている個人宅が多く、町中がオープンガーデンの会場のよう

別荘地として面影も残る大磯。さまざまな花や緑を育てている個人宅が多く、町中がオープンガーデンの会場のよう

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 大磯町で4月22日~24日と5月13日~15日、「大磯オープンガーデン2016」が開かれる。

「おおいそオープンガーデンホーム」のシンボルプレートが掲出されている家は庭に入って鑑賞ができる。ただしマナーを守ることが前提。写真撮影の場合もオーナーに声をかけて

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 オープンガーデンとはガーデニングが盛んなイギリス発祥といわれ、「花を育てる人の趣味で見る人も幸せに」を合言葉に個人宅の庭を一般に公開すること。

 同イベントは2006年に町内の個人宅14軒を公開して始まり、11回目となる今年は101の個人宅や店舗、施設などを公開する。

 公開方法は敷地内を見学できる「オープンガーデンホーム」、通りから庭を観賞する「ストリートガーデン」、花を飾っている店舗を営業時間中に楽しむ「店さきガーデン」の3種類。ただし期間中でも看板が出ていない場合や「本日はご遠慮ください」などの掲示物があるときは入ることはできない。

 大磯町観光協会の担当者は「昨年もマップ付きのパンフレットを手に多くの人が町内を回遊した。公開する側と来場者が楽しそうに花談義や情報交換するシーンをたくさん見かけた」と話す。

 パンフレットは1万枚を用意し、すでに大磯町観光案内所、大磯町商工会、大磯町役場、県立大磯城山公園などで配布しているほか、開催日の午前中は大磯駅前でも配布する。

 参加している庭を写真で紹介する「大磯オープンガーデン写真展2016」を旧吉田茂邸地区の管理休憩棟で開くほか、専門ガイドが案内するまち歩きのイベントなども用意する。

 期間中は市内にある15店舗のカフェでスイーツを中心にオリジナル限定メニューを提供する「大磯アフタヌーンティー」も開く。

 4月22日・23日は大磯城山公園駐車場で、5月14日・15日は同公園旧吉田茂邸前で地元の商品や軽食を提供する「城山マルシェ」を開く。

 担当者は「最初は小規模なイベントだったが、花を育てるように少しずつ成長し住民と来場者を元気にしてきた。花をきっかけに大磯の歴史や文化も知っていただく機会になれば」と話し、「公開してくださる方はもちろん近隣住民の皆さんの協力によって成り立っているイベント。マナーを守って楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 公開時間は10時~16時。期間中の各イベントの申し込み方法などはホームページで確認できる。

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