鎌倉商工会議所が主催する第1回「鎌倉検定」(3級)受験申し込みの期限が4月27日に迫った。検定は6月17日、鎌倉女子大学・大船キャンパス(鎌倉市大船6)で実施される。
「京都検定」「富士山検定」「明石・タコ検定」など、全国各地で「ご当地検定」が広がる中、今回、鎌倉商工会議所でも市民をはじめ鎌倉に関心のある人に文化や歴史などを再認識してもらう機会を提供し、同商工会議所が実施しているホスピタリティー(おもてなしの心)推進運動につなげていくことを目的に、「鎌倉検定」の実施を決めた。
同検定は、鎌倉の「歴史・文化・観光・自然・暮らし」など多分野にわたり知識の深さを認定する。出題はマークシート方式で、出題数は100問。市販されている公式ガイドブックより90パーセント以上出題され、70点以上が合格となる。受験資格は問わない。
同商工会議所担当者は「全国の多くの人に鎌倉を知ってもらい『鎌倉通』になってもらうことを目指している」と話している。
今後は2級、1級と「上位級」の実施も予定しており、「2級受験する場合は3級合格者に限る」などの受験資格を設ける予定だという。合格通知は8月1日(予定)に全受験者へ郵送するほか、検定ホームページにも合格者の受験番号掲出を予定している。