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湘南国際マラソン開催迫る 2万4千人エントリー、「全ての人がハッピーに」

昨年のスタート地点の様子。自動車専用道路の西湘バイパスを1万9000人のランナーが走り出すシーンは見応え十分

昨年のスタート地点の様子。自動車専用道路の西湘バイパスを1万9000人のランナーが走り出すシーンは見応え十分

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 大磯プリンスホテル(中郡大磯町国府本郷)駐車場を発着点に12月4日、ファミリーから国際的ランナーまでが参加する「第11回 湘南国際マラソン」が開かれる。

ランナーを迎えるゴール地点。折り返し点から前方に富士山を見ながら走ることになる

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 湘南を舞台に誰もが楽しく健康的に走ることを目的に、2007年に始まった同マラソン。全行程が海岸線に沿った道路で起伏が少なく、折り返しからは天候が良ければ富士山や丹沢も視界に入る国内屈指の美しいコースといわれている。参加ランナーは2万4000人で、国内では県内を中心に北海道から沖縄まで、海外からも19カ国221人がエントリーしている。

 今回から「『すべての人が“HAPPY”になる日』~HAPPY for ALL~」をコンセプトに、大会に関わる全ての人を笑顔にする取り組みが始まった。「健康でHAPPY」では同マラソンの象徴となる女性ランナー「湘南ジェーン」の募集、「音楽でHAPPY」ではオフィシャルソングの募集、「SHONAN HAPPY DAY」と題した数多くのプレイベントを行ってきた。

 当日は11カ所の給水所を「SHONAN HAPPY給水」と命名し、「湘南クッキー」「湘南バターどらやき」「えぼし岩ようかん」「湘南しらすユッケ丼」「湘南ゴールドエナジー」など地元の名産品などを提供する。「食でHAPPY」では地元の食材を生かした「乾杯横丁」を大磯港で開き、ワンコイン以下で楽しめるメニューで応援者やフィニッシュ後のランナーを迎える。

 会場内の「SHONAN HAPPY STAGE」ではスタート直前のランナーへのインタビューやリアルタイムリポート、トークショーなどを、「SHONAN HAPPY LIVE」ではグランプリを獲得したオフィシャルソングを歌う宮林愛美さんや優秀曲に選ばれた9組がライブを行う。

 参加料に東日本大震災チャリティー募金を加える「特別チャリティー枠」や寄付を集めるために走る「チャリティーチャレンジャー枠」も設けた。同チャレンジャー枠には中崎久雄大磯町長や湘南ベルマーレ広報の猪狩佑貴さんなどがエントリーしている。

 8時45分の10キロ車いすの部から、ハーフマラソン、フルマラソン、10キロ、ファミリーラン小学生の部、11時30分の同親子の部までがスタート。はるな愛さん、林家たい平さん、エリック・ワイナイナさん、千葉真子さんらもゲストランナーとして参加する。スターターはリオ・オリンピックのウエートリフティングメダリスト・三宅宏実さんが務める。

 会場内の資源分別、環境負荷軽減、大会プログラムの印刷電力の一部をグリーン電力で対応するなど「エコでHAPPY」への取り組みも行う。

 実行委員会の清水敦子さんは「SHONAN HAPPY STAGEからのDJ光邦さんによるリアルタイムリポートは一般の方はもちろん、来場者もランナーも聞くことができ全ての人をつなげる初めての試み。3000人のボランティアスタッフを含め関わる全員が笑顔になれるよう取り組んでいる。当日はぜひ沿道でも応援を」と呼び掛ける。

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