鎌倉のアロマセラピーをメインにしたリラクセーションサロン「BLUE Beauty and Relax」（鎌倉市御成町）が、区間に鎌倉が含まれる定期券の提示で毎月20日～25日に割引になるサービスを始める。

明るく清潔感のあるゆったりとしたスペースの施術室3室と予備室も1室用意。4人のスタッフが対応する

　同店は2015年11月から茅ヶ崎駅ビルで営業していたが、より良い環境を求めて今年10月8日に鎌倉に移転した。同店のセラピスト・瀬川優子さんは「スタッフみんなで歩いて探した。駅ビルでは窓も無く時間感覚を失いがちだったが、開放的で日当たりもよくゆったりと一日の流れを実感できる場所が見つかった。しかも駅前で」と話す。

　同店はオールハンドのトリートメントで一人一人に対応したオーダーメードが基本。カウンセリングで体調や悩みなどを聞き、アロマセラピー、フェイシャル、リフレクソロジー、ボディーやヘッド、ハンドのケアなどを組み合わせる。以前は駅ビル内だったこともあり短時間コースがメインだったが、移転後はたっぷり時間を取ったデトックスコース、アンチストレスコース（各90分、1万500円）、アンチエイジングコース（110分、1万3,500円）を新設した。

　12月から始める「通勤定期割」は区間内に鎌倉駅が含まれる通勤定期券を提示すると各施術を10％引きにするサービスで、毎月20日～25日の17時以降の全てのコースが対象。60分以上のコースの場合はオンライン予約でさらに5％引きとなる。瀬川さんは「仕事を終えて鎌倉に帰って来る方や鎌倉にお勤めの方に気軽に使っていただければ」と話す。

　今後は店舗だけでなく市内のレンタルスペースなどでワークショップやイベント出展なども積極的に行っていくという。来年1月15日には「Rice Terrace かまくら」（鎌倉市由比ガ浜）で「はちみつとアロマを使ったスキンケア」にグルテンフリーのスイーツセットを付けたワークショップを、2月5日には「コーヒーとココナッツオイルのボディースクラブづくり」と同セット付きのワークショップを開く。「複数のスタッフがいるので外へ出て行けるのが強み。来店される方だけでなく、地元の方や鎌倉に来る方と交流していきたい」という。

　店舗面積は60平方メートル。施術室は3部屋と予備室を用意。予約が優先だが直接の来店も受け付けている。リフレクソロジー（30分）をはじめ薬剤を使ったスカルプケア（20分）などは、歩き疲れた観光客や外国人客なども利用するという。

　瀬川さんは「しっかりアロマを受けることができるお店が鎌倉にできてうれしいという声もいただいている。気軽に立ち寄っていただけるサロンとして地元に愛される店を目指したい」と抱負を話す。

　営業時間は10時30分～21時30分（受付20時30分）。