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片瀬江ノ島エリア初「ちょい呑みフェスティバル」 観光客以外も楽しんで

ちょい呑みフェスティバルのポスターを手にする齋藤さん。江の島に続くスバナ通りにも参加店が多い

ちょい呑みフェスティバルのポスターを手にする齋藤さん。江の島に続くスバナ通りにも参加店が多い

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 片瀬江ノ島駅や江ノ島駅周辺で5月19日、飲食店をはしごして楽しめる「第1回片瀬江ノ島ちょい呑みフェスティバル」が開かれる。

フライヤー裏面の参加店マップ。小田急片瀬江ノ島駅、江ノ電江ノ島駅、湘南モノレール湘南江の島駅を中心に39店舗が参加

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 「観光客が多いエリアなのでいろいろな店はあるが、存在は知っていても入る機会がないという地元の人の声も聞く。近所にこんな店があって楽しめることを体験してほしかった」と話すのは事務局長の齋藤武誌さん。「たまたま出会った藤沢市議の山口政哉さんと地域を活性させようと、たった2人で委員会を発足させた」と笑う。

 「ちょい呑みフェスティバル」はチケットを購入し複数の飲食店を飲み歩くイベントで、2012年の藤沢が発祥。現在は神奈川県内外約40カ所で開催されている。

 齋藤さんと山口さんは同イベントを始めた関係者にもノウハウを聞きに行くなどして企画を立て、参加店を募ったところ39店が賛同してくれたという。エリアは小田急片瀬江ノ島駅周辺、江ノ電江ノ島駅から江の島に向かうスバナ通り、湘南モノレール江の島駅と国道467号線の沿道。業態は居酒屋、レストラン、カフェ、バー、食堂、ラーメン店などで、席数も8席の店から90席までさまざま。酒類の販売がないためお茶とケーキのセットを提供する店もある。

 チケットは3枚つづりで、3店で1ドリンクとつまみのセットが提供される。チケットにはマップと翌日から同31日まで参加店でサービスが受けられる「ちょい割り券」2枚も付いている。現在参加各店で前売り券を発売中で、当日券はスバナ通りの「えのでんはうす」前で16時から販売する。

 齋藤さんは「藤沢に飲みに行ってしまう人が多い地域だが、あらためて自分の街を知るきっかけにしてほしい。もちろん周辺以外の方にも面白い店がたくさんあることを知っていただければ」と来場を呼び掛け、「今回は初めてだが秋には2日間開催を、オリンピックイヤーにはもっと大きなイベントも考えている」と抱負を話す。

 開催時間は17時から(チケット販売は16時から)。チケットは、前売り券=2,400円、当日券=2,500円。問い合わせは(TEL 0466-47-7314)まで。

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