藤沢のコワーキングスペース「NEKTON FUJISAWA」(藤沢市鵠沼橋1)で5月12日、交流イベント「しごとバー」が一年ぶりに開催される。
「しごとバー」は、「職人」「NPO」「デザイン」など、さまざまな分野で働き活動している人をバーテンダーとして招き、酒を飲みつつ会話を交わす交流イベント。日本仕事百貨のナカムラケンタさんが立ち上げたもので、現在も清澄白河の多目的スペース「リトルトーキョー」で定期的に開催されている。
藤沢では「しごとバー・湘南藤沢」として2015年から定期的に開催していたが、昨年3月実施の20回を節目に活動を休止。今回は一年ぶりの再開第1弾となる。
テーマは「ikigai(いきがい)」。市内在住の学習塾運営会社を経営する伊藤雄吉さんとグラフィックデザイナーの渋谷吾郎さんによる共著「世界の超一流リーダーが注目しはじめた ikigai(生きがい)を開発しちゃう技術」(シードハウスパブリッシング)の出版イベントも兼ね、「ikigai(いきがい)」をテーマにトークショーを行う。
渋谷さんは「ikigaiは日本語の『生きがい』が米国で定義されて逆輸入された言葉。ikigaiの分析では、どの活動に時間とお金をかけるべきかということ、そして人間の全ての活動には意味があることが分かり、強い自己肯定感を得ることができる。老若男女を問わず、全ての人に読んでいただきたい」と話す。
開催時間は19時~。参加無料。「しごとバー・湘南藤沢」は今後も定期的に開催していく予定。