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慶応大SFC生経営のキッチンカー 構内での定期出店決まる 学生のハブに

「キッチンたまり場」の出店風景

「キッチンたまり場」の出店風景

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 藤沢の慶応義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス=藤沢市遠藤)に不定期で出店していた「キッチンたまり場」が、毎週木曜・金曜に定期的な出店をすることが決まった。

キッチンたまり場のメニュー表

 「キッチンたまり場」は、現役SFC生でもある柴田雅史さんが切り盛りするキッチンカーによる飲食店舗。「きっかけは、1年生の夏休みにインドネシアへ一人旅に行き、屋台のおじさんが生み出す近所の『たまり場』に感動したこと。日本でも屋台を通じて『たまり場』を作りたいと思った。2016年5月に知り合いから借りたキッチンカーで営業許可を取り『キッチンたまり場』をオープンした」と振り返る。

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 イベントなどへの出店を重ね、現役の学生が運営するキッチンカーということもあり徐々に知名度を高めていった。しかし昨年5月、借りていたキッチンカーを返却する必要に迫られ、2台目の調達資金80万円をクラウドファンディングで集めるなど紆余(うよ)曲折を経た。

 SFC構内での出店はこれまでイベントとしては認められていたが、『現役の生徒による定期的な飲食営業出店』に関しては前例もなく、学校側の許可がおりなかった。しかし学校側への粘り強い交渉とプレゼンが実り、今回定期的な出店場所として大学構内への定期的な出店が決まった。

「大学には『SFC生とコラボして新しい価値を生む』『SFC生の交流の機会をつくる』『地域とSFCをつなげる』という3本柱で、『SFC・湘南を盛り上げる!』という活動の軸を提示した。キッチンカーで飲食を提供したいというよりも、『一人が一人じゃ無くなる』をコンセプトに、たまり場を作ることがもともとの目的だった。キッチンカーを起点に、食を通じた交流の場を生み出し、多様な専門分野を持つSFC生のハブとなる役割を担えれば」と意欲を見せる。

 提供するメニューは「藤沢野菜のキーマカレー」で、金額は500円。営業時間は木曜・金曜の10時30分~15時(土曜は18時まで)。試験日などでの臨時休業あり。