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地元の味「寅そば」藤沢店、20年の営業に幕 店内寄せ書きに惜しむ声多数

店の入り口横に設置された寄せ書きコーナー

店の入り口横に設置された寄せ書きコーナー

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 藤沢駅南口の「中華そば寅(とら)」藤沢店が2018年10月8日で営業を終了する。

中華そば寅の名物「寅そば」(写真は「全のせ」)

 地元藤沢で愛される中華料理店「古久家(こくや)」が1999年2月にオープンしたラーメン店。看板メニュー「寅そば」の1杯380円という安さと、藤沢店には替え玉を頼む際にカウンター前にあるチップをレールに流す仕組みがあるなど、面白みのある店づくりが地元の高校生などから愛され、石川店、柄沢店、寒川店と近隣に支店を増やしていった。

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 店長の市原諭次さんは「ちょい飲み需要などを取り込むための新メニューや新セット開発なども行っていたが、店舗の老朽化に伴う更新に迫られ、現店舗での継続が難しいと判断した」と話す。

 店内には寄せ書きコーナーも設けられ、中高生の青春時代を店で過ごした人の書き込みで埋め尽くされている。寄せ書きを書いた人には系列店の古久家で使えるジャンボラーメンの割引券やトッピング回数券を進呈する。

 営業時間は11時~24時(最終日は23時までを予定)。石川店、柄沢店、寒川店はこれまで通り営業を続ける。