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ふじさわ江の島花火大会が2年越しの開催 ボランティア頼みのゴミ問題は課題に

相模湾上空に打ち上げられた大輪の花火

相模湾上空に打ち上げられた大輪の花火

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 「ふじさわ江の島花火大会2018」が10月20日に行われ、藤沢市片瀬海岸西浜打ち上げ場から3000発の花火が打ち上げられた。

ふじさわ江の島花火大会会場となった海岸に残された多くのゴミ

 昨年は荒天のため中止となり、今年の開催は2016年以来2年ぶり。途中、強いにわか雨が降り会場を後にする見物客も見られたが、多くの人が秋の空に咲いた大輪の花火に歓声を上げた。

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 一方で見物客が残していったゴミが毎年課題となっており、今年は途中で雨に見舞われたこともあって多くのゴミが散乱。主にブルーシートやペットボトルや弁当類などで、翌朝には多くのカラスがゴミに群がり食い散らかすなどの状況が見られた。

 今年は翌朝21日5時ごろの早朝から有志ボランティア数人が自主的にゴミ拾いを実施。7時ごろにはかながわ県美化財団のスタッフが10人ほどで清掃業務を行ったほか、9時からはボランティア団体「うみさくら」が花火大会主催者の藤沢市観光協会と連携して56人を動員したビーチクリーンイベントを実施するなど、複数の個人団体が清掃を行った。しかしゴミを減らすなどの根本的な問題解決とは程遠いのが現状だ。

 ハワイのホノルルから今年藤沢に移住したというラスティさん夫妻も早朝から散乱したゴミを集めていた。「今日だけでなく毎朝掃除をしているが、ローカルのごく少数の人以外はゴミを見て見ぬ振りしているのが残念。サーファーがゴミを素通りしている姿はハワイではあり得ない。拾わなければどうなるかを学んで、知って、さらに子どもたちに伝えてほしい」と残念そうに語り、ゴミ拾いに戻っていった。