藤沢市内在住のイラストレーター・絵本作家の「みやまつともみ」さんが、湘南エリアで活躍する働く車を題材にした絵本「のりたいな」を刊行した。
表紙の神奈中バスをはじめ、神奈川県警のパトカーや茅ヶ崎を走るコミュニティーバス「えぼし号」など、湘南の身近な「はたらくくるま」が見開きページで一台ずつ大きく紹介されている。
「繊細で温かみが感じられる絵は、すべて貼り絵によるもの。紙の質感や微妙な色味を生かすことで、固い印象の車を優しく表現している。その車が最もよく見える向きや角度にこだわり、細かい部分まで一つ一つ丁寧に描いている」と、出版元の福音館書店の担当者。
定価800円。仕様は20ページ。3月10日から市内外の書店絵本コーナーのほか、インターネットなどでも販売している。