藤沢駅前のコワーキングスペース「NEKTON(ネクトン)」(藤沢市鵠沼橘1、0466-47-8673)を会場に開講予定だった「貿易塾」が5月27日、新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてオンライン上で開講する。
「貿易塾」は同コワーキングスペースのユーザーで、輸出入事業を手掛けるメンバー3人が発起人となって立ち上げた輸出や輸入を学べる塾。コンテナ単位での輸出入から個人間輸出入までカバーし、専門的な書類の書き方から輸出入ならではのビジネス英語までを体系的に指導する。
発起人の一人、山本禎信(よしのぶ)さんは「昨年から準備をしてきた『輸出入』講義は、最前線で取引をしているプロ中のプロ3人から専門的に学べる場。発起人同士が出会った場であるコワーキングスペースを教室にするつもりだったが、オンライン授業に切り替えた」と話す。
同塾ではオンライン授業移行に当たり、当初の開講スケジュールから1カ月ずらして5月27日に初回授業を行う。現在集まっている受講生に対しては、オンライン授業を受けるためのソフトのインストラクションなど、プレ授業を2回程度行うという。
山本さんは「こういう状況でもあるので、当初の受講料よりも1万円ほど値引きをすることに決めた。アフターコロナを生き抜くための新たなビジネス構築のヒントにもなるはずなので、ぜひ湘南内外の多くの人に受講してほしい」と参加を呼び掛ける。
受講料は10講座=2万2,000円。問い合わせ、申し込みは「ネクトン貿易塾」のホームページで受け付ける。