輸出入ビジネスのイロハを学べる私塾「ネクトン貿易塾」が10月28日の2期開講を控え、受講生向けの体験授業を開催する。
「ネクトン貿易塾」は藤沢駅前のコワーキングスペースのユーザーであり、自身で輸出入事業を手掛ける事業主3人が発起人となって立ち上げた輸出入ビジネスを学べるセミナー。新型コロナ禍を受けて5月の開講を急きょオンラインに移行したが、第1期は13人の貿易人を輩出した。
講師の一人、山本禎信(よしのぶ)さんは「ebayやEttsyなどの個人間輸出入を第一歩に、いずれは大きくコンテナ単位での輸出入までカバーする。貿易における用語や専門書類等の解説などの実務以外に、現役の貿易事業者だからこそ話せる『オフレコ』の話も共有する」と話す。
体験授業は10月21日の19時からオンラインで実施。1時間ほどの模擬授業で、接続テストを兼ね、卒業生を交えることで受講生側の目線でも質疑に答え、オンライン受講への不安を除くという。
山本さんは「オンラインならではの良さで、録画して何度も見返せる映像データと、講義資料をお渡しする。新型コロナ禍でさまざまな産業に不安が募るが、国と国とを商品が行き交う『貿易』そのものは衰えない。ライブ参加が難しい方も後日配信の形で漏れなく貴重な情報を得られるので、興味があれば参加してほしい」と参加を呼び掛ける。
受講料は10講座=3万3,000円。問い合わせ、申し込みは「ネクトン貿易塾」のホームページで受け付ける。