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湘南セント・ラファエロチャペルで初の同性婚挙式 「さまざまなかぞくの形、応援」

同性婚挙式を執り行い、晴れやかにウェディングドレス姿を見せた早織さんとパートナーの由佳さん

同性婚挙式を執り行い、晴れやかにウェディングドレス姿を見せた早織さんとパートナーの由佳さん

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 10月、湘南セント・ラファエロチャペル(藤沢市南藤沢、TEL 0466-28-2111)で同式場初の同性婚挙式と披露宴が執り行われました。

 この日、門出を迎えたのは早織さんと由佳さん。二人はすでに12年以上共に生活し、横浜市に「パートナーシップ宣誓制度」が導入されたことを機に今年パートナーシップを宣言した。湘南での挙式は、同式場が企画する結婚式プレゼントキャンペーンに応募し、当選したことがきっかけだったという。

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 早織さんと由佳さんは「まさか当選するとは思わなかったので驚いた。当初は7月挙式の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で10月に延期になった」と話す。

 二人は同性愛者ではなく、趣味を通じて出会い、12年間共に生活をする中で、お互いが欠くことのできない存在であることを確信し、家族になりたいという気持ちからパートナーシップを宣言したという。
 挙式と披露宴には二人の友人を中心に20人ほどが集まり、そのほかに北海道から九州まで、オンラインの参加者も二人の門出を祝福。「何より、『結婚式に参加したい!』と言ってくれた友人の存在が有り難かった」と由佳さん。「同性愛者など、かぞくにもいろいろな形がある中で、私たちの形を発信することで、そういう方々を応援したいと考え、この日の結婚式をするに至った。この結婚式の様子もユーチューブで公開するなどを予定している」と早織さん。

 式は人前式で行われ、二人が誓いの言葉を交わすと大きな拍手によって祝福された。披露宴では、出会いからこれまでを二人自らバラエティー番組のように紹介し、会場は笑顔に包まれた。

 同式場の担当者、高木亜希子さんは「私たちもさまざまなかぞくの形や、結婚式を挙げたいと願う人たちを応援したい。まずは気軽に相談してほしい」と呼び掛ける。

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