茅ヶ崎のキッチンカー「EnKei Food&Wheelz(エンケイフードアンドウィールズ)」が6月8日、地元商店で平日限定商品「熟成肉BBQ(バーベキュー)ステーキ弁当の販売を始めた。
EnKei Food & Wheelz は、食と音楽やIT、アートなど様々なカルチャーミックスで人を幸せにする、というコンセプトで、鞄デザイナー、音楽家、大手IT出身者というバックグラウンドの全く違う3人が集まって始めたキッチンカーという。社長の久保誠さんは「キッチンカーとして多くの人にフードを提供したいが、コロナ禍の中、1カ所に多くの方が集まることで密にもなってしまうため、地元商店と連携した店舗販売を考えた。6月中は、茅ヶ崎市内の弁当店『加納のお弁当屋さん』全店、茅ヶ崎駅前の青果店『マイクラウン』で販売する」と話す。
「熟成肉BBQステーキ弁当」は、肉、米、パッケージまでこだわったという。久保さんは「肉は自社熟成庫でドライエイジングさせた熟成肉ステーキを使い、ナッツのような熟成肉独特の香ばしい味と凝縮された牛肉のうまみを味わえる。米は国産コシヒカリと少量のもち米をブレンドし、秘伝の炊き方で『冷めた状態が一番おいしいご飯』に仕上げた。ソースも弁当専用に開発したEnKeiステーキソース。肉はもちろん、ご飯との相性もいい。箸休めには『さつまいものレモン煮』を入れた。どこか懐かしくユーモアのあるパッケージは茅ヶ崎のアーティスト『UNO YOSHIHIKO』さんが手掛けた。一度食べてみてほしい」と呼び掛ける。
1個=900円。