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えのすい冬の風物詩「デンキウナギ」の電気でクリスマスツリー点灯

デンキウナギが発電するエネルギーを活用した、ecoツリー点灯の様子。

デンキウナギが発電するエネルギーを活用した、ecoツリー点灯の様子。

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 新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2、TEL 0466-29-9960)で11月1日、館内展示イベント「えのすいクリスマス」が始まる。

新江ノ島水族館のクリスマスツリー点灯の発電を担当するデンキウナギ

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 「デンキウナギ」の電気によるクリスマスツリーの点灯をはじめ、さまざまなクリスマス企画を催す同イベント。季節ごとに生き物が替わるテーマ水槽では、「キラキラ輝く光のクリスマス」と題し、海中のイルミネーションをイメージして、マツカサウオ、ヒカリキンメダイ、ギヤマンクラゲなど発光する生物を展示する。

 クラゲファンタジーホールでは、壁面を使った空間演出を行うほか、中央の球形水槽をスノードームに見立てて装飾する。水槽内を雪のように浮遊するミズクラゲを楽しめる。

 同水槽では、同水族館の冬の風物詩として定番企画となった「デンキウナギのecoツリー点灯」も行う。

 同館広報の井上麻子さんは「1964(昭和39)年の旧・江の島水族館時代にデンキウナギの発電の様子が見えるような展示手法を開発した。当初はツリーの形ではなかったと思うが、以来、発電状況を見える展示を続け、旧館でもツリー点灯を行った。現在では、相模湾の生き物をはじめ、深海、クラゲ、太平洋の生き物たちと海の生き物を多く紹介しているが、デンキウナギのお目見えは年に1度のクリスマス時期限定で毎年2か月弱のみ。残る10か月間はバックヤードで悠々と暮らしている。久々に皆さまの前への登場するので、ぜひ見にきてほしい」と話す。

 館外の「湘南お祭り広場」では、高さ約6メートルのアクアツリーも展示。ウエルカムラウンジには海の生き物や、同水族館の公式キャラ「あわたん」を飾りつけたクリスマスツリーも飾り、館内の各所でクリスマス企画を開催する。

 井上さんは「併設のなぎさの体験学習館では、クリスマスワークショップとしてツリーやオーナメントを手作りする企画や、身近で楽しいeco 活動『えのすいecoデー』、閉館後の水族館を楽しむイベント『Dolly Night Aquarium』も開催する。冬もえのすいで、すてきなクリスマスを過ごしてほしい」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は9時~17時(12月は10時から)、12月24日、25日は18時まで)。入館料は一般=2,500円ほか。デンキウナギのecoツリー点灯は12月25日まで。

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