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大磯で「エコ袋使い方大賞」表彰式 町内の小学生5人が受賞

表彰式での地元大磯町の小学生受賞者たち。特別賞2人と参加賞3人(他の受賞者の写真は関連写真から)

表彰式での地元大磯町の小学生受賞者たち。特別賞2人と参加賞3人(他の受賞者の写真は関連写真から)

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 「エコ袋使い方大賞」の表彰式が11月10日に大磯小学校で、12日に国府小学校で行われた。

地域メディアの取材を受ける大磯の小学生たち

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 「おおいそエコ袋」とは、大磯町観光協会が開発したバイオマス素材25%を含むポリエチレン製の買い物袋。「エコ袋使い方大賞」は、夏休みに入る直前に大磯の公立小学校全児童にエコ袋を配り、夏休みの間でエコ袋の活用の仕方についてアイデアを募ったという。

 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、主催の大磯町観光協会が学校に出向いての表彰を行った。同協会の年名佐葉子さんは「観光協会が開発したエコ袋を通じて、夏休み中に小学生にSDGsやエコについて考えてもらいたいと考え、取り組んだ企画。児童の皆さんから集まったアイデアは、ものすごく独創的で地域愛にあふれていた」と話す。

 「エコ袋使い方大賞」を受賞したのは、大磯小学校の4年生。特別賞の「大谷くんもびっくり二刀流賞」を国府小学校2年生が、「かわいいお花を咲かせま賞」を同6年生が、「世界にひとつだけエコ袋賞」を大磯小学校1年生が、「収穫ばんざい賞」を同校2年生が、それぞれ受賞した。

 年名さんは「自然環境は大磯の大切な観光資源。今の小学生たちが大人になったときにも大磯の豊かな自然が残っていてほしいと願い、始めた企画。これからも、自然環境保護、SDGsへの取り組みのきっかけづくりのために続けていきたい」と話す。

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