藤沢のレザーブランド「WING MAKER」が、クラウドファンディングサイト「Makuake」で新開発のコインケース「Necter(ネクター)」を発表し、先行販売を開始した。
レーザー加工の技術を駆使した無縫製のコインケース「Necter(ネクター)」
これまでに開発してきたレーザーによる革の加工技術の経験を生かす同商品。最適な強さのレーザーを当てることで、厚みや硬さにバラツキが生じやすい国産牛革の品質を均一にできたという。
2019年に立ち上がった同ブランドは、「Makuake」内でミニマリスト向けのコンパクト財布「LUMY(ルーミー)」シリーズを2回にわたり発表。クラファン先行販売で総額約240万円を集めたことがある。
同ブランド代表の河村ケンジロウさんは「新商品では、精密なレーザーによる裁断技術を用いて、日本の建築における伝統工法である『木組み』を革で再現している。革同士を精密に組み合わせることで無縫製化も実現した。糸を使わないことでほつれの心配がなく、耐久性も向上し、軽量にもなった」と話す。「キャッシュレスの時代に合ったサイズ感と収納力を実現している。素材にもこだわり、オイルを含ませた牛ヌメの姫路レザーを使用。使っていくうちにだんだんと光沢が出てくるのも面白さ」とも。
重量は10グラム。100円ライターとほぼ同サイズで、コインを最大15枚収納可能。Makuakeでの先行予約販売は12月12日まで。売り切れ次第終了。