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茅ケ崎の男性がヘアドネーションに挑戦 31センチ伸ばした髪を寄付

カットされた髪を手にする高橋亮さん

カットされた髪を手にする高橋亮さん

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 茅ケ崎市在住の高橋亮さんが11月12日、地元の美容院「パーソナルヘアサロンASUNARO」(藤沢市辻堂1)で4年半伸ばした髪を切り、ヘアドネーションに提供した。

夫の髪にはさみを入れる妻の萌子さん

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 ヘアドネーションは、頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛を使ってウィッグを作り提供する活動。日本では2009(平成21)年ごろから行われるようになった。原則として31センチ以上の髪を提供し、20~30人分の頭髪がまとめられ1つのウィッグになる。

 高橋さんは、ヘアドネーションに必要な長さまで髪が伸びたこと、結婚式を控えていることなどが重なり、「心機一転カットすることにした」という。「気分転換のために髪を伸ばし始めたが、ヘアドネーションの存在を知り、せっかく伸ばすのであれば挑戦しようと思った。定期的に美容室でトリートメントをしたり、毛先をカットしたり、できるだけきれいな髪の状態で寄付できるよう保つのが大変だった」と振り返る。

 「カット後、爽やかな髪型に仕上がりすがすがしい気持ち。束ねた髪を妻に切ってもらう体験もでき、夫婦としても思い出になった。今回のドネーションが、多感な時期を過ごす子どものつらい思いを和らげる一助になったらうれしい」とも。

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