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茅ヶ崎市美術館で洋画家「入江観展」 作家本人によるトークイベントも

2018年に描かれた入江観さんの作品「突堤の人々」

2018年に描かれた入江観さんの作品「突堤の人々」

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 茅ケ崎市在住で国内を代表する洋画家、入江観さんの展覧会が12月10日から、茅ヶ崎市美術館(茅ケ崎市東海岸北1、TEL 0467-88-1177)で開催される。

2021年に描かれた入江観さんの作品「松林とえぼし岩」

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 入江さんは1922(大正11)年創立の美術公募団体「春陽会」で活動する。東京芸術大学在学中からフランスの画家、ポール・セザンヌに傾倒し、1962(昭和37)年にフランス政府給費留学生として渡仏。帰国後はセザンヌの影響を離れ、日本の風景を題材に、独自の透明感をたたえた画風を確立する。

 同展覧会では茅ケ崎の風景を基にして近年制作された作品など、茅ヶ崎市美術館や個人が所蔵する中から、湘南を描いた代表作を中心に展示する。

 12月11日には入江さんと同館の館長が対談するイベント「入江観の絵画と人生」、1月8日には入江さんが絵を解説する「アーティストトーク」を行う。いずれも無料。

 1月21日には入江さんを講師にしたワークショップ「松の木を描く」を開く。小学生以上対象で、定員は16人。申し込み先着順。12月10日から電話と窓口で申し込みを受け付ける。参加費は700円。

 2月5日まで。

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