プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグ所属のチーム「神奈川フューチャードリームス」(藤沢市南藤沢)が12月13日、2023年度の新入団選手を発表した。
同チームは、藤沢市に登記された「神奈川県民球団」が運営を行い、神奈川県内のスタジアムで年間約70試合を行う。参加初年度の2020年度にはリーグ優勝している。2022年度は22勝35敗5分の成績で地区4位(最下位)だった。
会見に臨んだ藤本伸也球団社長は「今シーズンは非常に悔しい思いをした。来シーズンは必ずや優勝と、球団創立以来からの目標である選手たちのNPB(日本野球機構)への輩出を目指す。そのために19選手に入団していただく」と話した。
2023年度の新入団選手は以下の19選手。投手=清岡龍太郎選手、関野柊人選手、植田涼太選手、野村裕樹選手、池内優一選手、内野手=内藤真選手、田椽碧唯選手、熊谷凌選手、鎌田悠介選手、神宮朋哉選手、外野手=藤田祐哉選手、武内勇賢選手、川村怜史選手、益留大河選手、練習生=蓼原慎仁選手、誉田凌央選手、●健透選手(●は旧字体の「恵」)、星野翼選手、寺門陸選手。
川村丈夫監督は「今シーズンは6連敗からスタートするという結果となったが、来シーズンは新戦力も加えて頑張っていきたい。この中から1人でもNPBへ行けるよう尽力し、優勝を目指す。可能性しかない選手たちを応援してほしい」と話す。「神奈川にゆかりのある選手が増えた。選手たちにも競争してもらってアピールしてもらえれば」とも。
2023年度新リーグは4月に開幕する。