「鯵の押しすし」や各種折り詰め弁当などの製造、販売する大船軒(鎌倉市岡本2、TEL 0467-44-2005)は7月11日より、JR東海道線120周年を記念して「東海道線開業120周年記念弁当」(800円)を1日限定80個を販売している。
弁当の内容は、うぐいす豆としゃけフレークなどを使用し、東海道線のイメージカラーであるグリーンやオレンジを再現したそぼろ弁当で、パッケージには、3種類の掛け紙を用意。掛け紙は、第1弾(7月11日~14日)=「特急はと」(1950年ごろ走行していた青大将の名で有名な列車)、第2弾(7月15日~19日)=「特急つばめ」(1960年ごろ走行していたパーラーカーや食堂車を付けた車両)、第3弾(7月20日~24日)=「特急あさかぜ」(1961年に走行開始したブルートレイン)と、いずれも過去に東海道路線内を走行した特急電車の写真を使っている。
販売駅は、大船南口・北口・西口、藤沢、茅ヶ崎、戸塚、東戸塚駅、横浜の各駅。各駅とも9時ごろからの発売で売り切れ次第終了となるが、21、22日の2日間、大船駅3~4番線(東海道線下り)ホーム中央付近では11時ごろより、販売員による立ち売りも行う。
同社商品開発担当の高塩久さんは「弁当を東海道線のイメージに近づくよう工夫した。掛け紙についてもJR担当者と何度も打ち合わせを重ね決定した」と話している。販売は7月24日まで。