藤沢で9月2日から「湘南セカンドキャリア地域起業セミナー」が開かれる。
地域における起業、事業計画や収支計画の考え方などを学ぶ全7回の連続講座。ワークショップや現地視察も盛り込み、地域で活動を始めるための最初の一歩を応援するという。藤沢市の「ミライカナエル活動サポート事業」の一つで、昨年に続き2回目。
主催企業の一つ、関内イノベーションイニシアティブの治田友香さんは「セカンドキャリアとは必ずしもシニアの第二創業にとどまらず、地域活動に関心のある、幅広い年齢層を対象にとらえている。昨年は30人以上の人が参加し、具体的なビジネスプランの作成を行う中で、好きなことを仕事にしたり、仕事に生きがいを求めること以外の選択肢を持ったりなど、多様な価値観を学ぶ機会を創出できた」と話す。
「金融機関などと連携し創業後の支援の体制も整えている。一期生からは実際に起業した受講生が数人でた。ただ卒業後は必ずしも起業や創業ではなく、自身の適性を見つめ直して地域活動の支援に回り、生き生きと活動していくことも狙い」と話す。
参加費は全7回講座で1万1,000円。会場はFプレイス(藤沢市本町1)。定員は30人。申し込みはウェブサイトで受け付ける。締め切りは8月23日。