街歩きイベント「SET×江ノ電 すまい探し2.0ツアー」 が3月23日、開催される。江ノ島電鉄と、湘南エリアを中心に不動産企画・建築・販売や、シェアオフィス事業などを手がけるセット(藤沢市南藤沢8)が共催する。
当日は、藤沢駅から江ノ島駅まで江ノ電に乗車した後、江ノ島電鉄がサービス運営するシェアサイクル「SHONAN PEDAL」で街の雰囲気や潮風を感じながら国道134号線の海岸線を走り、デザイナーズ住宅を見学。その後、周辺のスポットや担当者が考案したモデルルートを参加者が選び、巡ることで、「観光では味わえないローカル情報に触れられる」という。
江ノ島電鉄は「自家用車から公共交通への転換」や「新たなライフスタイル提供」を通じた地元生活と観光の両立による持続可能な地域形成を目指しており、両社の強みや特性を生かした連携として今回の取り組みが実現した。セットが運営する起業家支援者が日替わりママを努めるスナック形式の交流拠点「イノベーションスナックみらぼ」で両社の担当者が知り合ったことがきっかけだという。
セットの鈴木良隆さんは「地元湘南に密着し不動産事業を展開する中で、このエリアへの住み替えを検討している方に物件の価値を伝えるだけではなく、実際に電車や自転車で移動して『湘南に住まう体験』をしてもらい、より一層地域の魅力に気づき、まずは『まちのファン』になってほしいと考えた」と話す。
13時集合、15時解散。小雨決行。参加無料。要事前申し込み。