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藤沢出身の画家・米山幸助さん個展 藤沢市内の2カ所で同時開催

漂着プラを貼り付けアートにした「Plastic Planet」

漂着プラを貼り付けアートにした「Plastic Planet」

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 藤沢市出身の日本画家、米山幸助さんの個展「『視座』~植物を視る・漂着物を視る~」が7月5日、湘南くじら館(藤沢市片瀬目白山1)とコミュニティーカフェ「江の島むすぶ」(江の島1)の2カ所で同時に始まった。

植物をモチーフにした日本画

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 米山さんは多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業の画家。動物園や水族館で飼育されている生き物と飼育設備などの人工物を描くなどしていたが、2020年からは片瀬海岸の砂浜で拾った「漂着プラスチック」をキャンバスに貼り付けてアートにした「Plastic Planet」を発表している。

 同展では植物をモチーフにした日本画10点、動物を描いたもの3点を湘南くじら館で展示し、漂着物を画材とした作品20点を江の島むすぶで展示する。

 米山さんは「一人の作家による、異なるモチーフを取り上げた作品を取り上げることで、現在の『視座』を紹介したい」と話す。

 開催時間は11時~17時。湘南くじら館は金曜・土曜・日曜のみ開館。8月4日まで。

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