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JAさがみ「さがみ味よし枝豆」出荷が最盛期 8月上旬まで

選別された「さがみ味よし枝豆」。コクの深い味わいに仕上がったという

選別された「さがみ味よし枝豆」。コクの深い味わいに仕上がったという

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 JAさがみ(藤沢市湘南台5)が今年から新たに取り組む「さがみ味よし枝豆」の出荷が現在、最盛期を迎えている。藤沢市、茅ヶ崎市の13戸の農家が共同で出荷している。

枝豆を栽培する落合さん

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 同組合では、農作物を消費者にいち早く届けられる都市近郊農業のメリットを最大限に生かすため、野菜の中でも特に鮮度が落ちやすく、嗜好性が高い食品である枝豆に着目。鮮度に加え、「ほかの産地にはない付加価値を持つ枝豆」の生産を目指し企画した。

 指導販売課の宮治直斗さんは「焼酎の醸造過程で生まれる副産物由来の有機アミノ酸肥料を、茶豆風味の枝豆に与えて栽培した。手間とコストはかかるが、コク深い味わいが実現した」と話す。枝豆の鮮度を保つため、収穫後すぐに店頭に並ぶよう流通システムも工夫したという。

 枝豆を栽培する野菜農家の落合克幸さんは「天気が良い日に収穫したものは、脱莢(だっきょう)、洗浄、2回の選別などを経て、全てその日のうちに出荷している。今年は出来が良く、新鮮な味よし枝豆をぜひ味わってほしい。食べ方は、塩ゆでがお勧め」と話す。

 出荷は8月上旬までで、目標出荷量は20トン。県内のスーパー、量販店で販売している。

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