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フジサワ名店ビルでアートプロジェクト 「街を丸ごと劇場に」を目指す

プロジェクトを主宰する木津潤平さんが2014年に仏アヴィニョン演劇祭で手がけた石切場を活用したランドスケープシアター(撮影=新良太)

プロジェクトを主宰する木津潤平さんが2014年に仏アヴィニョン演劇祭で手がけた石切場を活用したランドスケープシアター(撮影=新良太)

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 アートプロジェクト「Landscape THEATRE(ランドスケープシアター)プロジェクト」のオープニングイベントが8月17日、フジサワ名店ビル(藤沢市南藤沢2)6階で開催される。題して「ランドスケープシアター元年 8月17日 ~391シアター ナツマツリ」。

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 ランドスケープシアターは、地域にある「自然」「歴史」「建築」などを演劇空間として活用する「建物を持たない劇場」。同プロジェクトは、市内の木津潤平建築設計事務所(鵠沼松が岡3)社長の木津潤平さんが主宰する。

 同イベントでは、2027年夏で営業終了が予定されている「フジサワ名店ビル」の空間を活用し、オープニングイベントを開催する。

 木津さんは「今回、藤沢市を丸ごと劇場にする『Fujisawaランドスケープシアター構想』について話す。市民に愛されたフジサワ名店ビルを劇場化する『391シアタープロジェクト』から、将来の『江の島演劇祭』構想についてもプレゼンテーションしたい」と話す。

 プレゼンテーションに合わせ、アーティスト「たくみちゃん」がフロッタージュワークショップ&パフォーマンスを行うほか、中庭「ハゼノキ広場」でストリートジャズセッションも予定する。木津さんは「フジサワ名店ビルが劇場になる一日。ぜひ思い出の場所の変化を楽しんでほしい。気軽に立ち寄ってもらえたら」と来場を呼びかける。

 14時開場。構想説明会=15時~16時30分、ワークショップ=14時30分~17時、ストリートジャズセッション=17時~19時30分。ワークショップのみ事前予約が必要。予約はホームページの専用フォームで受け付ける。入場・参加無料。雨天時は縮小開催。

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