藤沢の片瀬海岸西浜で8月17日、「江の島海水浴場ドローンショー」が行われ、500機のドローンが夜空にイルカや龍などを描いた。「江の島マイアミビーチショー『夏』花火」と題した打ち上げ花火ショーも立て続けに開催された。
カウントダウン後に打ち上がった江の島マイアミビーチショー『夏』花火
19時30分からの開催を前に片瀬海岸周辺に多くの見物客が訪れた。事前に海の家の照明が消され、海上のサーファーを移動させるなどの準備が行われたが、予定から10分ほど遅れてショーが開演した。
ショーの中では編隊を組んだドローンがLEDを使って夜空に歓迎のメッセージや、江の島、富士山、クラゲ、イルカ、龍などの姿を描き、見物客からは新たなビジュアルが変幻自在に描かれる度に歓声が上がった。
ショーの終盤では協賛企業のロゴや、スポンサーの商品のほか、スポンサーのウェブサイトを紹介する2次元コードが空に描かれると、多くの見物客がスマートフォンで読み込んでいた。
ラストは5から1までのカウントダウンをドローンで描き、0になると同時に花火が上がる演出が行われ、海岸の各所から歓声が上がり会場を沸かせた。
都内から訪れていたという見物客らの一行は「プログラミングスクールの仲間との開発合宿で藤沢に訪れた。たまたま今日花火とドローンショーをやるということで、みんなで見に来た。最高に思い出深い一日になった」と笑顔を見せた。
ドローンの開催は今回のみだが、江の島マイアミビーチショー『夏』花火は今月24日と30日にも開催予定。打ち上げは両日とも19時40分~。