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藤沢の秋の風物詩「ふじさわ江の島花火大会」、6年ぶりに大規模開催

夜空に打ち上げられた花火が秋の夜空を彩った(写真提供=satoru kohira)

夜空に打ち上げられた花火が秋の夜空を彩った(写真提供=satoru kohira)

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 藤沢市の秋の風物詩イベント「ふじさわ江の島花火大会」が10月19日、片瀬海岸西浜で行われた。約4万人が来場し、30分間・1800発の打ち上げ花火を楽しんだ。

夜空に打ち上げられた花火が秋の夜空を彩った

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 同大会はもともと「夏の風物詩」として親しまれてきたが、2010(平成22)年に横浜でAPEC会議が開催されたことから、警備上の関係で同時期開催を避けて初めて11月の秋開催に延期。その際の感触が良かったことから2012(平成24)年以降は夏に小規模で分散開催する「江の島納涼花火」と、秋に大規模で開催する「ふじさわ江の島花火大会」の2大会に分け、開催を続けてきた。

 しかし2019年、小田急線片瀬江ノ島駅の駅舎改良工事が行われていたことから、安全確保が難しいことを理由に中止。その後、2020年~2022年はコロナ禍の影響を受け開催を見送り、昨年もコロナ禍の余波で秋も2回に分けて分散開催し、うち1日は強風で中止になるなどしたため、コロナ禍前に近い規模での実施は2018(平成30)年以来、6年ぶりとなった。

 18時からの開催時間直前まで小雨が降るなどしていたが、予定通り開催。鈴木恒夫藤沢市長と藤沢観光親善大使のつるの剛士さんの開会宣言とカウントダウンで開幕すると、スターマインや斜め打ちの花火などが打ち上げられ、見る人を楽しませた。クライマックスには多くのギャラリーから歓声が上がった。

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