
TOKYO FM系列38局と茅ヶ崎FMで放送中のラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」の公開収録イベントが10月5日、茅ヶ崎市民文化会館(茅ケ崎市茅ケ崎1)大ホールで行われた。同イベントは、茅ケ崎市初のコミュニティーFM局として開局した茅ヶ崎FMが10月1日で開局2周年を迎えたことを記念して開催したもの。
コンサートとは一味違ったラジオ番組らしいトーク場面もみられた
桑田佳祐さんが公の場で故郷・茅ケ崎に戻るのは、開局時に茅ヶ崎市民球場(中海岸3)で開催されたサザンオールスターズ「茅ヶ崎ライブ2023」以来2年ぶり。10月12日には、日本武道館で「TOKYO FM開局55周年×『桑田佳祐のやさしい夜遊び』放送30周年『九段下フォーク・フェスティバル’25』」の開催が決定しており、桑田さんのラジオ番組関連イベントが続くことでも話題を集めた。
当日はサザンオールスターズをはじめ、桑田さんのソロ活動をサポートするメンバーの斎藤誠さん(ギター)、片山敦夫さん(ピアノ&キーボード)、TIGERさん(コーラス)、山内薫さん(ベース)も収録に参加した。
茅ヶ崎にまつわるトークをはじめ、生歌セッションではサザンオールスターズと桑田さんのオリジナル楽曲に加え、桑田さんが多大に影響を受けてきたというザ・ビートルズや、茅ヶ崎出身の加山雄三さんのカバーなどを披露。希少なセッションに客席からは楽曲が終わる度に大きな歓声と拍手が沸き起こった。
桑田さんは「故郷(ふるさと)でファンの皆さまと会えたことは本当にうれしい。これからも茅ヶ崎と茅ヶ崎FMを応援してほしい」と感謝を伝え、温かい歓声と一体感の中、イベントが終了した。
茅ヶ崎FMのパーソナリティーである宮治淳一さんは「桑田さんのアイデアを元に開局した茅ヶ崎FMが、茅ケ崎市民の皆さまのおかげで2周年を迎えることができてうれしい。今回、桑田さんを公開収録の形でお迎えすることができて、リスナー・スタッフ・茅ケ崎市民一同、とても興奮している」と話す。
同イベントの収録の一部内容は10月11日23時から、茅ヶ崎FM(89.2MHz)とTOKYO FM(80.0MHz)で放送される。