辻堂の大型商業施設「テラスモール湘南」(藤沢市辻堂神台1)1階ゲートスクエアで11月8日・9日の2日間にわたり、高さ約10メートル、直径約10メートルの巨大な環境アート作品が展示された。
「奥中章人 アートインスタレーション「INTER-WORLD/SPHERE: The relation of air, water, light, and us」と題した同作は、中に入って光線によって変化する色彩や素材の感触、動きなどを体験できる内容。当日は開始時刻前から30人ほどが列に並び、アート体験を楽しんだ。2回目の来訪という辻堂から来た9歳の女児は「昨日は友達と来て、今日はお父さんと来た。気持ちよかった。ゆったりしてリラックスできる感じ」と気に入った様子だった。
同イベントは、同施設が9月~12月の3カ月開催している「テラスアート2025スペシャルイベント」の第3弾。期間中、4組のアーティストとコラボレーションしている。イベントについて、同施設販促・PRチームの小寺佑果さんは「テラスアートは今年で4年目の取り組み。商業施設内でのアートイベントを開催することで気軽に参加し、楽しみながら新たな発見につながれば」と話す。
11月22日には第4弾として藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の2市1町と連携した「未来の湘南を担う子どもたちへ『2市1町合同イベント』」(湘南広域都市行政協議会広域文化活動部会主催)」を開催。ライブペイントやワークショップなどを予定する。