茅ヶ崎駅前の旧イトーヨーカドー跡地に複合商業施設「BLiX（ブリックス）茅ヶ崎」（茅ヶ崎市新栄町11）が11月27日にオープンし、同施設地下1階に関東で307店舗を展開するスーパーマーケット、マルエツの新店舗「マルエツBLiX茅ヶ崎」が開業した。初日は佐藤光茅ヶ崎市長や関係者によるテープカットや、マルエツの本間正治社長による記者会見が行われた。

江の島や大磯から直送された鮮魚

　同店は敷地面積1843平方メートル（557.4坪）、従業員数73人で、年間売上高目標は約30億円。地元農家生産の野菜、神奈川県産の和牛ブランド「横濱ビーフ」、江の島や小田原から直送された丸魚の対面販売などの地場食品や加工食品をはじめ、トップバリュ、ベストプライスなどのプライベートブランド商品や日用雑貨などを取り扱う。

　本間社長は記者会見で、「今日開業できたのは関係者方々のおかげと感謝している。1年後にはこの地域のお客さまにより近づけるよう、マーチャンダイジングについても、しっかりアップデートしていきたい」と話した。

　茅ヶ崎市内から買い物に訪れた80代女性は「買い物が好きで、毎週末市内のスーパーマーケットに行っている。今日は新店舗の開店と聞いて様子を見に来た。ここは立地が良く、便利でいい」と話していた。