軽トラックの荷台に日用雑貨を積み移動雑貨店として営業していた「truck-market」が9月10日、茅ヶ崎・サザン通り沿いに雑貨を取り扱う実店舗「truck-market」(茅ヶ崎市共恵2、TEL 0467-40-6558)をオープンした。
同店は、2002年に中古の軽トラックを活用し、日用品などを路上販売する「移動雑貨屋」スタイルでスタート。東京・練馬区や下北沢のカフェ横などに出店したり、企業のイベントなどに数多く参加、2003年からは葉山や茅ヶ崎などに出店することが多くなったものの、2005年末、トラックの老朽化に伴い閉店を余儀なくされた。約1年半の休業後、スタート時に並行して行っていたウェブショップを5月より再開し、対面販売のスタイルを模索、検討している時に現在の物件に出会い、実店舗としてのスタートになった。
約7坪の店内には、オーナーの木村さんがセレクトしたキッチン雑貨やガラス食器、ステーショナリーなどユニークな中にも普段使いにできる日用品が並ぶ。リピートが多いタオル地のキッチンクロス「reviveクロス」(200円)や柔らかい革のルームシューズ「モロッコ製のバブーシュ」(2,940円)、人気アクセサリーメーカー「gargle(ガーグル)」「Luccica(ルチカ)」の商品なども多数取り扱っている。
現在、店舗奥のスペースを利用して、少人数制のニットカフェや手芸のワークショップなどを計画中だという。木村さんは「移動販売時代には『軽トラックの荷台にかわいい物をたくさん積んで、いろんな街へ出かけて行きます』というキャッチコピーがあり、自分でもワクワクしたのを覚えている。お客さんが荷台を覗き込む感じが大好き。現在は移動しないが、『何かを探すワクワク感』を大事にできる店にできれば」と話している。
営業時間は12時~19時。水曜・日曜・祝日定休。