2007年8月に旗揚げしたレジェンドサーファーズ・クラブ(東京都港区)が10月28日、設立記念イベント「Surf&Peace in Japan湘南・辻堂Surf meet」の一環として「レジェンドサーファーズクラブサーフィン大会」を湘南・辻堂正面ポイントで開催する。
同クラブは、「Surf&Peace」を合言葉に日本のサーフィン創成期を支えてきたレジェンドサーファーが集まり、世界中のサーファーのネットワークを構築し、サーファーから発信する「戦争のない平和な世界」を目的に立ち上げられたもの。発起メンバーは、ダクッスサーフボードの創設者で日本サーフィン連盟の設立にも尽力した高橋太郎さんやゴッデスインターナショナルの鈴木正さんをはじめとする7人。
同大会は、サーフィンを通じて同クラブが提案する問題を少しでも参加者に考えてもらおうと企画した同クラブ初主催のサーフィン大会。競技カテゴリーはロングボード(ボーイズクラスのみショート)で、辻堂正面ポイントを2ポイント使用して、年齢別で5クラスに分かれ(ボーイズ・メン・マスター・ロイヤル・レジェンド)ポイント制で競われる。レディスはオープンクラスのみ。総勢160人が参加予定。
大会には発起メンバー以外に、オーストラリアのレジェンドサーファー・ナットヤングさんやカリフォルニアのレジェンドサーファー・ボブピアソンさんなどがゲスト参加する。競技スタートは7時から。
同イベント事務局のスタッフは「イベントを通じて、参加してくれた人たちが同クラブの掲げる目的を少しでも身近なものとしてとらえてくれれば」と話している。大会前日の27日には、鵠沼サーフビレッジ多目的ホール(藤沢市鵠沼海岸1)で、岐阜医療科大学専任講師の水野英莉さんを進行役に、レジェンドサーファーたちによるパネルディスカッションを用いたシンポジウムを開催する。開催時間は15時~16時。