湘南生まれのビーチクルーザーなどを手がけるエム・プランニング(藤沢市大庭、TEL 0466-30-4755)は6月3日、アメリカで開発され、タイヤの表面にプリントが施された自転車用タイヤ「SweetskinZ(スイートスキンズ)」を発売する。
同社は、ビーチクルーザー「Rainbow」や突っ張り棒の原理を利用したサーフラック「Rainbow Racks」、サーフスケート「SOLID JUICE」などを手がける2002年に誕生した湘南のスモールカンパニー。
同社が販売するビーチクルーザーの「テイストに似合うタイヤ」を探し、見つけ出した商品は2006年にアメリカで誕生したもの。タイヤのトレッドゴムの表面に特殊加工印刷したゴムーシートを転写して作られたタイヤは、オリジナルの特許製法により、インパクトのあるデザインが表現でき、さらにベースとなるタイヤのトレッドゴムのカラーをグラフィックパターンごとに選択しているため、磨耗してもデザインのテイストが損なわないようになっているのが特徴。
また、反射材が埋め込まれているので、夜間に自動車のライトなどに照らされると、反射材がリフレクターとして機能するもの特徴の一つ。
今回、日本で販売を開始するのは、「マウンテンバイク用セミスリックタイヤ 26×1.95」(4,410円)と「BMXフリースタイル用タイヤ20×2.25」(3,990円)、「ビーチクルーザー用タイヤ26×2.125」(4,410円)の3サイズで、「Scorch」(炎柄)」・「RattleBack」(ヘビ柄)・「NightWing」(ブルー迷彩柄)の3種類を取り扱う。
同社の村井さんは「SweetskinZは『タイヤとは黒いもの』という概念を吹き飛ばし、全く新しいタイヤのあり方を提案するもの。当商品を使って『見られる快感』を実感していただければ」と話す。今後は、サイズ展開・柄ともに拡大していく予定だという。