詩の文学賞「やなせたかし賞」-かまくら春秋社、雑誌1周年で創設

10月19日発売の「詩とファンタジー」第5号

10月19日発売の「詩とファンタジー」第5号

  •  

 かまくら春秋社(鎌倉市小町2、TEL 0467-25-2864)は、雑誌「詩とファンタジー」創刊1周年を記念し詩の文学賞「やなせたかし賞」を創設する。

 「詩とファンタジー」は、「アンパンマン」シリーズなどの著者として有名な、やなせたかしさんが編集に携わる詩の投稿雑誌。同社が企画制作を行う「建長寺 親と子の土曜朗読会」のゲストにやなせさんを招いたのがきっかけで、昨年10月に創刊した。同じくやなせさんが編集に携わっていた雑誌「詩とメルヘン」(サンリオ)が休刊、詩の投稿雑誌の復活を希望するやなせさんの思いもあり、創刊に至った。

[広告]

 同賞の選考対象となるのは、創刊号~第4号に掲載された85編。その中から10作品を選考、中間発表として「詩とファンタジー」第5号に掲載し、さらにその中から最優秀賞1点(賞金30万円)、優秀作品2点(賞金10万円)を、読者とやなせさんが選ぶ。読者は、同号に付いている投票用紙で各賞にふさわしい詩に投票。受賞作決定度には表彰式も予定している。

 同社担当の山本さんは「自分の書いた詩を一流のイラストレーターが読み、そこからインスピレーションを得て挿絵を描く。「詩とファンタジー」は詩を書いている方にとって、夢のある雑誌。叙情がなくなってきている今、詩を書くことや想像力を鍛えることは大切だと、やなせさんも話している。詩を書いたことがない方も、この雑誌を読んでぜひ投稿してみてほしい」と話す。

 来年開催される次回同賞への応募は、第5号が発売される10月19日に始まる。応募には、巻末に付いている投稿券が必要。