逗子を拠点に音楽活動を行なう2人組ユニット「キマグレン」が11月13日、「かながわ観光親善大使」に任命された。
今回の就任は、松沢成文神奈川県知事が今年8月に公務として初めて逗子海岸を訪れ、キマグレンの2人と対話したのがきっかけ。2人の地元への思いに感銘を受けた知事が、直々に就任を依頼したという。現在、ダンサーの上野水香さん、俳優の船越英一郎さんも同大使として活動中。
キマグレンは、逗子育ちの幼なじみであるイセキさん(ボーカル&ギター)とクレイさん(ボーカル)の2人が2005年5月に結成。同年逗子海岸に海の家ライブハウス「KANNON」(現「音霊 SEA STUDIO」)を立ち上げ、出演アーティストを予約する中で「自分たちも」とアーティストとして出演することになったのが結成のきっかけ。ユニット名は当初、きまぐれに活動していたことから「きまぐれ」としたが、クレイさんが「N」を2回入力したタイピングミスがきっかけで「キマグレン」いう名前が生まれたという。
キマグレンの2人は「『LOVE+LIFE+LOCAL』の3つの『L』をテーマに音楽活動している。地元逗子海岸で海の家ライブハウスを運営していることもあり、テーマのひとつである『LOCAL』は、僕たちの音楽活動の中心。今回知事よりこの話をいただいたときは本当にうれしく、大変光栄に感じている。僕たちが育った逗子、そして神奈川県の魅力を沢山の方に伝えていきたい」と意気込む。
11月19日には、フジテレビ系ドラマ「Room Of King」の主題歌「愛NEED」をリリース。新曲についてクレイさんは「コンセプトは、愛が欲しい!もっと愛して欲しい!必要とされたい!と自分に自信がないときに思うことを、ハッピーでちょっとエロスな雰囲気もミックスして書いた。しかしそれだけではなく、結局人は1人では生きていけないし、支え合ってお互いに求め合っているんじゃないか、という思いも込めた作品」とコメントしている。