鎌倉に全国初の医師会設立産科診療所-施設不足・市の要望受け

2月17日オープンした「ティアラかまくら」

2月17日オープンした「ティアラかまくら」

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 鎌倉市医師会は2月17日、出産が可能な産科診療所「ティアラかまくら」(鎌倉市小町1、TEL 0467-61-0311)を開所した。

鎌倉市医師会の細谷明美会長(関連画像)

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 これまで、市内には「湘南鎌倉総合病院」しか産科施設がなく、昨年度の同市の新生児約1,200人のうち72%が市外で出産。市内での出産を望む声が高く、同市はこれを受けて同医師会へ診療所の設立を要請、全国で初めての医師会設立の産科診療所開所となった。

 診療所には、ベッド数が8床で5部屋の個室と3人用の大部屋を設け、医師3人、助産師9人、看護師3人が常勤する。

 同医師会の細谷明美会長は「今まで市内にお産ができる診療所がなかったが、鎌倉生まれ、鎌倉育ちの元気な赤ちゃんが沢山生まれるよう、私たち一同努力していきたい」と話す。

 診療時間は、月曜~土曜=9時~12時、14時~16時、水曜・土曜=9時~12時。日曜・祝日休診。

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