慶応大学大学院に「低炭素社会デザインコース」-民間企業と連携で

慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)

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 慶応義塾大学大学院、政策・メディア研究科(藤沢市遠藤)は4月1日、修士課程に「低炭素社会デザインコース」を開講する。環境省が実施する2008年度「環境人材育成のための大学教育プログラム開発事業」に採択された同研究科の事業の一環。

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 同コースの目的は、地球温暖化を防止し、持続可能な社会に移行する上で極めて重要な課題となっている低炭素化社会の構築に向け、事業の企画・開発や炭素削減クレジットの市場流通拡大などのリーダーとなるべく高度な人材を養成すること。

 同研究科の教授陣をはじめ、日本のCDM(クリーン開発メカニズム)事業や炭素クレジット市場をリードする民間企業やNPOなどの実務者が特別研究教員として講師を務め、講義・演習のほか、アジアや国内におけるフィールドワークや連携する企業でのインターンシップを行う。社会人の場合は、1年間の通学と修士論文の作成により修士号の取得が可能。

 同大学環境情報学部の浜中裕徳(ひろのり)教授は「行政、ビジネス、コンサルティングなど、これからの経済社会を担う皆さんに、低炭素社会作りのリーダーとなってもらうべく寄与したい」と話す。

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