茅ヶ崎市、今夏も「アロハビズ」でクールビズ-市役所でイベントも

オープニングイベントで歌う「浜辺のフォークシンガー」Temiyann(テミヤン)さん(写真=中央)

オープニングイベントで歌う「浜辺のフォークシンガー」Temiyann(テミヤン)さん(写真=中央)

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 茅ヶ崎市は6月1日から、毎週水曜と金曜に職員がアロハシャツを着用して業務を行っている。茅ヶ崎アロハ委員会(茅ヶ崎市新栄町)が進めている「アロハビズ」事業への協力の一環。

茅ヶ崎アロハ委員会企画の「2009年茅ヶ崎アロハ」(6,500円)

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 同市では2004年から、冷房の利用を控え、環境への配慮や省エネルギーへの取り組みを進めるべく、夏季のクールビズ期間(6月1日~9月30日)にアロハシャツを着る取り組みを開始。昨年からはアロハシャツの着用日を、毎週金曜日の「アロハフライデー」に「ノー残業デー」の水曜日を加えた週2回に増やした。環境への配慮だけでなく、アロハシャツを着用することで、「茅ヶ崎の夏」をゆったりと楽しむ意識を持ち、業務後の時間を大切にするという目的も込められているという。

 6月1日には同委員会の主催でオープニングイベントを開催。市役所本庁舎・正面玄関脇の壁面に「茅ヶ崎のクールビズは、アロハビズで!」の大きな懸垂幕が掲げられ、フォークシンガー「Temiyan(テミヤン)」さんのライブや、同市内の「カロケメレメレフラスタジオ・トカリガ」によるフラショーが行われた。

 市民の反応について、同市総務部職員課の夜光課長は「今年で6年目の取り組みということもあり、特に違和感なく、かなり定着してきたと思う」と話す。また、同市が4月に実施した来年度の職員採用試験では、41人の募集に対して市外・県外からの受験者も含めた1,226人が受験。「茅ヶ崎を選んだ理由」として、「アロハビズの取り組みをはじめユニークで先進的である」ことを挙げた受験者が多かったというエピソードも。「これからも、良いと思われることを前例にとらわれず、どんどん取り入れて行きたい」と夜光さん。

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