江ノ島電鉄(藤沢市片瀬海岸1)では9月1日より9月25日まで、湘南ゆかりのアーティストの個展を江ノ電で巡るイベント「Ensend10(エンセンテン)」を開催する。
併せて、情報発信トレイン「スキップ号」も同イベント仕様で運行する。「スキップ号」は今年4月から運行を開始したイベント車両。湘南地区の発展と観光客の誘致をコンセプトに、これまで鎌倉世界遺産や沿線行事、紫陽花情報などをPRしてきた。今回は車内をギャラリーとして活用し、参加アーティストの作品を展示している。
江ノ島電鉄広報担当の増田美房さんは、「江ノ電沿線に住み、活動しているアーティストにスポットを当て、電車という展示スペースを提供することで、年齢・性別を問わず、多くの人たちに彼らの作品を見てもらえれば」と話している
参加アーティストは、江ノ電100周年企画「看板アート」や鎌倉市営プールの巨大壁画を描いたかおかおパンダさんやイラストレーターの中津川ゆうこさんなど10人。江ノ電沿線のカフェやベーカリーを中心にそれぞれ10会場で展示を行なう。(写真=参加アーティストの作品)