鎌倉に7月27日、和の食材を使ったフランス料理を和食器とはしで食べるレストラン「comme un oiseau(コムアンオワゾー)」(鎌倉市小町1、TEL 0467-24-5557)がオープンした。
大人の女性たちが集う、シックで落ち着いた雰囲気のフレンチ料理店「comme un oiseau(コムアンオワゾー)」の店内
オーナーの森陽子さんは、2年前に閉店した鎌倉の老舗フレンチレストラン「る・ぽてぃろん」の味とサービスに出会い、同店閉店後、そこで知り合った高橋シェフとともに「る・ぽてぃろんの味と、はしで食べるコンセプトを引き継ぎ、気軽に食べに行ける店を開きたい」と独立を決意した。
店名は、フランス語のことわざ「鳥のようにコツコツと成せば成る」からネーミング。「鳥が巣を作るように、地元に根付く店にしたい」という森さんの意向を反映した。店舗面積は18坪、席数20席。「地元に住む大人の女性たちが集う店にしたい」と、店内はシックで落ち着いたイメージに改装した。
料理は、お盆に和食器、はしというスタイルで提供する。鎌倉野菜、地魚を青のりやみそ、ゴボウなどの和素材で調理しており、「クリームやバターをあまり使わずさっぱりと食べやすい味に仕上げている」という。ランチ、ディナーともにコース料理のみ。ランチは3,000円コースから、ディナーは4,500円から。メニューには帆立貝のフラン、冷製ゴボウのスープ、甘ダイのソテー、鴨胸肉ローストユズコショウ風味などがある。「ちょっとずつ食べたいという女性たちの要望に応えて、程よい満腹感でコースを堪能できるようにした」と森さん。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~21時。水曜定休。