鎌倉・若宮大路通り沿いの食堂「cobakaba(コバカバ)」(鎌倉市小町1、TEL 0467-22-6131)で10月16日、「漢方セミナー」が開かれる。同店はこれまで、音楽イベントや絵画展などを開いてきたが、「食」に関するイベントは今回が初めて。
鎌倉の食堂「cobakaba(コバカバ)」。木の温もりを感じる店内で、定食を提供する。
同セミナーは、店主・内堀さんと知人である湘南在住の文筆家兼漢方スタイリスト・吉田揚子さんが講師を務める。吉田さんは、著書に「普段に生かすにほんの台所道具」(技術理論社)、「漢方と暮らす。」(幻冬舎)などがあり、五感で楽しむライフスタイルを紹介・提案する傍ら、都内などで漢方セミナーを開いている。「これまで都内の大規模なセミナーを中心に開催してきたが、今後は地元湘南でも活動していきたいと考えていたところ、今回の開催が決まった」という。
セミナーは、漢方の基本講座の後、自分の漢方タイプを診断。結果をもとに不調の原因と対処法のレクチャ-を受け、実際にそれぞれに合う漢方茶をブレンドする。「漢方は実は日本人のために日本人が、日本のものを使って発達させてきた『おばあちゃんの知恵』的要素が強い医学。まずくて難しいといったイメージがあるが、簡単で日常生活のなかで続けていけるもの」と吉田さんはいう。「知って食べるのと知らないで食べるのとでは効果が歴然。同じものを食べたり飲んだりしても、漢方を知っていると効果が上がることも多い」とも。
開催時間は18時30分~20時。参加費は2,500円(お茶菓子付き)。定員25人。