北鎌倉の明月谷に11月1日、フラワーエッセンスのセラピーやヨガなどのワークショップを行う空間「水月庵(すいげつあん)」(鎌倉市山ノ内明月谷)がオープンした。
北鎌倉・明月谷にオープンした空間「水月庵」。日本庭園を眺めながら、フラワーエッセンスのセラピーやヨガなどのワークショップが開催される。
同店は、都内などで栄養士としての経験を持ち、現在は江ノ島の「阿慈無(あじむ) 江ノ島弁才天cafe」(藤沢市江ノ島)で食を手掛けるほか、フラワーエッセンス・セラピストとしても活動する宮本そのみさんが運営する。「仕事や結婚などで環境が変わり、心身バランスが崩れたときにフラワーエッセンスに出会い、食だけじゃなく、心を元から癒すことが必要だと知った」(宮本さん)という。その経験を生かし、主に心身を癒やす「セラピーと軽食」を提供し、各種ワークショップ向けレンタルスペースとしても活用していく。「自然の移ろいを感じられる北鎌倉で、セラピーというよりも生活の大切さを感じ、人をつなぐ場にしていければ」と宮本さんは話す。
宮本さんが手掛けるセラピーは、西オーストラリアの先住民族「アボリジニ」が花の力を生活に取り入れている伝統技法に倣ったもの。花や植物から絞り取った「ワイルドフラワーエッセンス」をブランデーに漬けたものを口から取り入れ、心身バランスの崩れを本来の状態に戻す手助けをするという。実際にはマッサージをしながら体の状態を探り、人それぞれに合ったエッセンスをブレンドする。料金は11,000円(エッセンス、お菓子・お茶を含む)。
12月には「忙しい時こそ自分をみつめる時間を」をテーマに、各種ワークショップを企画する。同12日、16日はインストラクター・金子章子さんによる「ヨーガワーク」を、宮本さんが作る軽食付きで開催(6,600円~)。希望により、フラワーエッセンスも体験できる。そのほか、17日には「正月用ブリザーブドフラワーワーク」、27日には「相阿弥流 華道 お正月花を生ける」を予定している。
営業時間は11時~16時。完全予約制。