茅ヶ崎のギャラリーで木版画・二人展-対照的作風の地元作家が出品

日常を切り取り、幻想的な世界に仕上げる大久保草子さんの木版画「のび猫」

日常を切り取り、幻想的な世界に仕上げる大久保草子さんの木版画「のび猫」

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 茅ヶ崎にあるアートギャラリー「街路樹」(茅ヶ崎市共恵1、TEL 0467-86-9582)で現在、地元作家2人による「木版画展」が開かれている。

茅ヶ崎にある「ギャラリー街路樹」の店内。以前コーヒー店として営業していた趣が残り、木目と漆喰の壁が落ち着いた印象を与えている(関連画像)

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 同ギャラリーは、オーナー・鈴木さんが長年続けたコーヒー店の後、自身も好きなアートを中心に展示・販売する「ギャラリー」に転進した。約15年間、アート、ガラス工芸、染め織物や北欧調じゅうたんなど、湘南エリアの作家中心に展示している。

 同展は、茅ヶ崎在住の版画アーティスト・古知屋草子さんと大久保草子さんの「二人展」。古知屋さんの作品はかわいらしく人間味あふれる絵本的世界を描き、誰にでも愛される作風が特徴。一方、大久保さんは幻想的な世界で「一遍の詩を感じながら鑑賞する作品」(鈴木さん)。

「互いの才能を認め合っている」という対照的な版画作品は、小さめの額に入った作品からポストカードやカレンダーとして展示・販売する。

 開催時間は11時~18時。2月28日まで。

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