茅ヶ崎在住・子育て中のイラストレーターが個展-「虹」をテーマに

「春色の虹」。色彩豊かでやわらかな風景を描いた作品が多い。

「春色の虹」。色彩豊かでやわらかな風景を描いた作品が多い。

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 茅ヶ崎駅北口近くの「すずの木カフェ」(茅ヶ崎市元町4、TEL 0467-82-3411)で現在、市内在住のイラストレーター、中尾有里さんの個展が開催されている。

茅ヶ崎駅北口徒歩4分の路地裏に昨夏オープンした「すずの木カフェ」で開催

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 1970(昭和45)年、岡山県津市出身の中尾さんは「小さいころからの夢だった漫画、イラストの仕事」をするために17年前に上京。夫の仕事の都合で茅ヶ崎で暮らし始め、3人の子育てをしながらイラストレーターとして活動。日本の四季をイメージし、独自の「ほのぼのした」作風が特徴で、個展開催やポストカード制作のほか、自宅でアート教室も開く。

 同展では、「虹」をテーマにしたハガキ大からA4大までの14点を展示。テーマは、「子どもと散歩していたときに虹を見て、親子でほのぼのした気持ちになり選んだ」と中尾さん。原画は送料・額込みで1万円~2万円。新作イラスト集「ふたり」(1,000円)やポストカード(100円)なども販売する。

 中尾さんは「自分自身も含めて、時間に追われる日々の生活の中で、イラストを通じて少しでもほのぼのとした気持ちになってもらえたら」と話す。

 営業時間は11時30分~18時。日曜・月曜定休。3月6日まで。

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